【農福連携】雪下の宝探しで見つけた笑顔。上越農場のメンバーを動かす、社員からの「ありがとう」の力

テラスカイが新潟県上越市で取り組む「農福連携事業」についてご紹介します。豪雪地帯という厳しい環境下、障がい者スタッフが愛情込めて育てる冬野菜や「雪下キャベツ」栽培の様子、社員との交流を通じて生まれる仕事のやりがいについて綴ります。

【はじめに】

こんにちは、総務の酒井です。
テラスカイでは、障がい者雇用の促進と地域活性化を目的とした「農福連携事業」に取り組んでいます。その拠点となっているのが、新潟県上越市にある「上越チャレンジドオフィス」です。

現在、現地責任者2名と8名の障がい者スタッフが農場メンバーとして活躍しており、年間を通じて様々な野菜を栽培・販売しています。今回は、1年で最も雪深い1月、厳しい寒さの中でも頑張っている農場の様子をご紹介します。

【なぜ新潟県上越市に農場を?】

新潟県上越市は、「日本三雪」にも数えられる世界でも稀に見る「平地豪雪地帯」として知られています。冬には数メートル規模の積雪を記録することもあり、古くから雪と共に生きる独自の文化が根付いた地域です。この地に農場を開設した背景には、「経済貢献」と「自立支援」という2つの強い思いがあります。

実は上越市に隣接する妙高市は、テラスカイ代表・佐藤の生まれ故郷です。慣れ親しんだ地元・上越エリアに貢献したいという強い思いから、3年前にこのプロジェクトがスタートしました。

【上越チャレンジドオフィスの冬の様子】

今冬、上越チャレンジドオフィスでは、白菜、ミニ大根・赤大根、カブ、キャベツの栽培に挑戦しています。冬の野菜づくりは、9月の土作りから始まります。苗植え、水やり、雑草取り……メンバーが日々コツコツと愛情を注ぎ、12月には立派な野菜が育ちました。現在は、3月の収穫を目指して雪下キャベツも育成中です。氷点下に近い雪の中でも凍ってしまわないよう、野菜が自分の体内のデンプンを糖に変えて身を守るため、雪下キャベツは通常のキャベツよりも糖度がぐんと高くなります。

しかし、冬の収穫は一筋縄ではいきません。雪かきをしながら雪の下に隠れた野菜を、自分たちの勘を頼りに探し出したり、チーム連携をしながら、重い野菜の運搬や雪の中での作業を行います。

宝探しのような収穫作業を経て、野菜は丁寧に洗浄され、メンバー自らがシールを貼って袋詰めし、出荷されます。作業するメンバーは、それぞれの得意分野を活かし、責任者のサポートを受けながら、一歩ずつ自分の可能性を広げています。

収穫された新鮮な野菜は、地元の道の駅などで販売され、ありがたいことに毎回すぐに完売するほどの人気です。また、北は秋田から南は鹿児島まで東京本社をはじめ全国各地にあるテラスカイの拠点へも届けられます。昨年度からは、野菜を受け取った社員からの感謝のメッセージを上越のメンバーに共有する取り組みを始めました。

「自分の仕事が、誰かを笑顔にしている」
拠点間の距離は離れていても、テラスカイの社員から感謝の言葉が届くことで、自分の仕事が社員を笑顔にしているという確かな実感を持ち、テラスカイの一員であることを改めて認識しています。この交流は「もっと頑張ろう」というモチベーションに繋がり、オフィス全体に良い循環を生んでいます。

3月からは、いよいよ雪下キャベツの収穫と、夏に向けた苗植えや種まきの準備が始まります。テラスカイはこれからも、障がいを持つ方々が地域社会に貢献し、個々の能力を最大限に発揮できる場を提供し続けてまいります。
農場の活動や、テラスカイのダイバーシティへの取り組みに興味を持ってくださった方は、ぜひサステナビリティのページもご覧ください!

▼テラスカイのサステナビリティ
https://www.terrasky.co.jp/company/sustainability/

▼上越チャレンジドオフィスの夏の様子はこちら
https://base.terrasky.co.jp/articles/onkJb_prblog