2017.05.23

Lightning Component『Multi-View Calendar』をリリースしました

皆さん、こんにちは。
6/9にAppExchangeサイト(グローバル)に公開したLightningコンポーネント『Multi-View Calendar』を紹介します。

実はこれもSkyVisualEditorチームで開発しました。
そして 無料 ですのでお試しください!

では、『Multi-View Calendar』の機能内容や設定方法です。

1. 機能内容

パッケージには下記2つのコンポーネントが含まれており、Lightningアプリケーションビルダーから利用可能です。
Lightningアプリケーションビルダーを使用せずに利用することも可能ですが、当ブログでは使用することを前提に書いていきます。

■ TS Calendar Display
 行動(Event)オブジェクトに登録されているスケジュールデータを月、週、日表示するカレンダーコンポーネントです。コンポーネント単体での利用が可能となっており、Salesforce1のタブとしても利用できます。
■ TS Calendar User Selector
 他のユーザーのスケジュールを確認できるようにするコンポーネントです。「TS Calendar Display」と一緒に利用します。

2.利用条件

 (1) Lightningコンポーネントが有効であること

Lightningコンポーネントを有効化します。ベータ機能になっていますので、Sandbox環境やDeveloper Edition等で一度お試しすることをお勧めします。
  設定 -> ビルド -> 開発 -> Lightningコンポーネント

チェックをして「Save」ボタンをクリックすると警告メッセージが表示されます。問題がなければ「OK」をクリックします。

 (2) Lightningアプリケーションビルダーが有効であること

LightningアプリケーションビルダーがGAとなっているSummer'15環境、またはLightningアプリケーションビルダーが有効化されたDeveloper Edition環境を用意します。有効な組織の場合、設定メニューにLightningアプリケーションビルダーが表示されています。
  設定 -> ビルド -> Lightningアプリケーションビルダー

3.設定方法

 (1) Mult-View Calendarをインストール

AppExchangeサイトからMult-View Calendarをインストールします。
グローバルのサイトですが、日本の組織にもインストールして利用する事ができます。
https://appexchange.salesforce.com/listingDetail?listingId=a0N30000000q4PvEAI

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パッケージインストール時の注意点として、インストール時に警告メッセージが表示されてしまいます。(2015/6/11現在)


勿論セキュリティレビューは合格していますのでインストールしても問題はありません。何故表示されているのかは現在Salesforce社に問い合わせ中です。
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 → 不具合が解消され、現在はエラーメッセージは表示されなくなりました。(2015/6/26現在)

 (2) Lightningアプリケーションビルダーで画面作成

Lightningアプリケーションビルダーの設定ガイダンスに従い、Lightningページの設定を行います。

画面左の「カスタム・管理」にMulti-View Calendarコンポーネントの下記2つが表示されますので画面に配置します。
   ・TS Calendar User Selector
   ・TS Calendar Display

「保存」ボタンをクリックするとLightningページが作成されます。

 (3) 作成したLightningページの設定

Lightningアプリケーションビルダーから「有効化」ボタンをクリックすると簡単にLightningページが利用できるようになります。

Salesforce1のメニューを確認してみると、作成した"カレンダー"タブが表示されています。

設定はこれで完了です。

表示としては下記のようになりますので試してみてください。

今後のブログでは、当Lightningコンポーネント開発での技術的な裏話(?)も書かれるかもしれません。
楽しみにしていてください!

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