【テラスカイ情シスが試してみた!③】Elements.cloudの「Metadata view」による作業効率化

Elements.cloudの機能「Metadata view」について紹介します。

はじめに

Elements.cloudには「Metadata view(メタデータビュー)」という機能があり、
同期接続を行ったSalesforce組織の各種メタデータのレコード一覧を、
抽出条件に基づいて表示することができます。

Salesforceでは標準機能としてリストビュー機能が搭載されており、
こちらも抽出条件に基づいたレコード一覧を表示することができます。

Salesforceのリストビューは「データ」を管理するためのものですが、
ElementsのMetadata Viewは、本来はリスト化できない「メタデータ(設定情報)」を、
まるでリストビューのような操作感で管理できる画期的な機能です。

本記事では「Metadata view」機能の使い方・便利だと感じた点をご紹介いたします。

「Metadata view」機能の使い方

Elements.cloudでは同期接続されたSalesforce組織毎のOrg Model(組織モデル)画面が表示されます。

Org Model(組織モデル)画面

「Metadata view」を作成するためには、
まずOrg Model画面の「Create new view」を押下します。

押下した際、「Create new metadata view(新しいメタデータビューを作成)」のダイアログ画面が表示されます。
この画面では「Metadata view」の名称や説明、抽出対象とするメタデータを設定します。

「Create new metadata view(新しいメタデータビューを作成)」ダイアログ画面

ここで「Metadata view」の優れている点について触れたいと思います。
Salesforceの設定画面にあるビュー機能では、抽出対象とするメタデータ(≒コンポーネントタイプ)の複数指定が出来ず、対象メタデータ毎にビューを作成する必要がありました。

例えば、APIバージョンが44以下であるApexクラスおよびApexトリガーを抽出したい場合は、
Salesforceの設定画面で「Apex クラス」画面に遷移した上で、条件に合致するApexクラスを抽出するビューの作成が必要となり、Apexトリガーのビューを作成する場合も同様のオペレーションを行う必要があります。

(参考)Salesforceのビュー作成・編集画面

しかし「Metadata view」では、抽出対象のメタデータを複数種指定することが可能です
今回は「Apexクラス」「Apexトリガー」の2種を指定し、「Next」を押下します。

続いて、表示したい項目を選択する画面へ遷移します。

今回は指定したメタデータのAPIバージョンを確認することを目的とし、
表示項目に「API Version」を選択し、「Next」を押下します。

続いて、抽出条件を指定する画面へ遷移します。

先程、表示項目として「API Version」を指定しました。
今回はその内、APIバージョンが44以下である資産を抽出する条件を入力します。
入力後、「ADD」を押下すると抽出条件として反映されます。

上記画面では抽出条件を追加することも可能ですが、今回はこのまま「Confirm」を押下します。

作成したMetadata viewの結果が出力されました。
組織の「Apexクラス」「Apexトリガー」からAPIバージョンが44以下の資産を確認することが出来ます。

おわりに

Elements.cloudの「Metadata view」機能のメタデータを複数種指定して抽出できる特徴は、
確認したい内容の一元化、ビュー作成工数の削減などを実現することができ、優秀だと感じました。

また、非常に挙動が軽く、操作方法もシンプルであるため、
従来のリストビューの作成方法をご存知であれば快適に利用できるかと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。