Dreamforce 2022 Day 1 「Quick Start Pub/Sub API」について

こんにちは！
やってきましたDreamforce！ということで、コロナの影響で3年ぶりの現地開催で、かつ20回目という節目も重なり、現地はすごい熱気と人で溢れています。

このDreamforceの中で、私が見てきたセッションから1つ紹介したいと思います。

「Quick Start Pub/Sub API」という、今年の6月に新しく発表されたAPIです。
今年のKeynoteでも使われていましたが、「Realtime Customer Data Platform」を実現するためにも必要な機能の1つと感じます。

Pub/Sub APIは、プラットフォームイベント、リアルタイムイベントモニタリングや変更データキャプチャのイベントをリアルタイムにやり取りするためのAPIで、PublishもSubscribeも1つのインターフェースで提供されます。このインターフェースはGoogleが開発したgRPCがベースになっているようです。
メッセージのやり取りは、Apache Avroのフォーマットを用いバイナリーでのやり取りになるようです。

gRPCやApache Avroについて、少し細かい説明も付け加えられていました。

PubSub APIの紹介から始まり、既存のStereaming APIとの比較をしつつ、サンプルコードの紹介やそのコードを用いたデモの実施がありました。
そして、こちらがこのセッションのまとめ。

11もの言語でサポートされているので、Salesforceの開発に慣れていないエンジニアでも気軽に試せます。このセッションではNode.jsを用いたサンプルが紹介されていました。

最後に、サンプルソースのありかや、PubSubAPIのブログのリンクなどが紹介されていたので共有しておきます。

残りの日程もあっという間に終わりを迎えてしまいそうなので、引き続き、Dreamforceを楽しんでいきたいと思います！